アウシュビッツ収容所の施設見学を終え、近くのビルケナウ強制収容所もその後見学しました。アウシュビッツ収容所よりもはるかに広い敷地に強制収容施設が多く設置され、極寒の環境で強制労働させられるか、直接ガス室に送られるか、当時のドイツ軍によって選別されるという跡地を見学しました。ユダヤ人が多くガス室に送られ虐殺が行われた残虐さだけでなく、その背景にあるユダヤ人だけを収容したのではない収容所の位置づけ、当時の宗教的、文化的背景、ドイツ軍の状況など様々な説明がありました。そんな中、日本の戦時中はどうだったのかを考えさせられた展示が多分にありました。当時のドイツは民主主義で選ばれたヒットラーが起こしたこの悲惨な事実を民主主義の選択権を持つものとして深く感じる時間でした。集団心理の怖さに思いを馳せた時間をすごしました
ポーランド旅行(13)

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