知らないところで活動している行政のお仕事

自分の思い

昨年、市の道路課から声があり街路樹の活用についての意見交換会に参加しました。
市は首都圏のベッドタウンに位置しているので、40-50年前くらい前に都市開発が進みました。その時に道路整備が大規模に行われたとのことです。道路整備とともに道路脇の街路樹もその頃に植えられており、樹種によっては老朽化が進み安全のために街路樹を撤去しなくてはならなくなってきているとのことです。その街路樹を撤去するのにもかなりな費用がかかる上に、せっかくの市の資源を活用できないかというのが街路樹活用の趣旨でした。街路樹はいろいろな種類の樹木が植えられているそうですが、安全のためとは言え桜の街路樹は撤去するのに住民の方の理解が得にくいそうです。桜並木を切らないでという気持ちはわかります。でも、交通の妨げになったり、台風などの自然災害で通行している人がケガなどをしないようにという行政の対応も分かります。この前、工房の隣の桜の木が大雪で倒れました。その木の近くは人が入れない場所だったのでよかったですが、街路樹で巨木が倒れることによる被害は大きいと思いました。気にしていないところでいろいろと行政が活動しているんだなと思えるできごとでした。

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